右の道は私達で、ゴローちゃんだけは左の道。

いつもここから寂しくなる。




「じゃあな、繭」


「俺はー!!?」


「…じゃあな、小猿」


「はぁー!?…じゃあな!!デカ猿!!!」



少しその言葉に違和感を感じたけど、何もツッコまないようにした。




「…いく、か」


「うん」