「繭が描いた絵は、綺麗。」 「……。」 嬉しくて、好きすぎて、あたし、今、すごく、 「キス、していい?」 「っ……!」 同じ気持ちなんだ。 貪るように唇吸いつけ、右手で、耳朶をいやらしく触るのはいつもの彼 「んっ…ぁッ」 リップ音をわざと周りに聞こえるように激しく、淫らに、 私もそれに溺れていく。