「──…だめだろ、」 あれ、私、今、 ふ ら れ て る の? ぶわっと視界がぼやける 鼻がツーンとし、今すぐにでも溢れ出してしまいそうな何か。 「っ…。」 しょーちゃんの態度を見てて何となく感づいていた。 あ、遅かった。 散々、私は人を待たせ、迷惑をたくさんかけた。 今更なんだよ、だよね。