古ぼけた空き教室、そこには2人だけ。 誰もいない、微かに臭うホコリまみれのタイル。 「私、翔太くんと付き合うことにしたんだ。」 頭が痛い。逃げ出したい気持ちでいっぱい。 でも、それじゃあ、 前と何ら代わりがない 変わったんでしょ 私は、もう違うよ、 甘ったるい人間じゃない。 「私は、しょーちゃんが好き。」