「ち、違う!!ゴローちゃんのばかっ!!!」



ふんっと私はゴローちゃんに背を向けた




ぽんっと頭に手がのる
大きくて温かい手が



私はクルッと体を元の姿に戻しゴローちゃんを見る




「からかいすぎた、ごめんな??」


ゴローちゃんは眉を上げた。この人の焦るときの癖だ。