「―――…繭、」


「ッ……あ、ゴローちゃん。びっくりしたぁ…」


「悪かったな、次移動だぞ??」


「あ、うん…あり」



ガタンッ!!!!


キャっと小さな悲鳴



「馬鹿…だなあいつ」



しょーちゃんが机を思いっきり蹴り飛ばしたのだ。危うく、男子生徒に当たりそうになった。