「なっちゃん。」




「なんだ?」




「私、屋上よってから帰るわ。みんなと話もしたいし。」




「おー。帰るときは気をつけるよ。」




「うん。じゃ、優羽達行こっか?」




「あっ、う、うん。」




俺達はお袋のあとに続いて、教室を出た。




俺達が出て行ったあとでも、教室にいた奴等は唖然としていた。