焦げた匂いで目が覚めた。


『くっせぇ。』



俺は台所に行った。



鍋の中身を見ると
見るも無惨な姿になっていた。



『お、おい香奈!!』



俺は大声で叫んだ。



『なぁにー。』



香奈はのんびりした声だった。