「そうそう、で家庭教師も上手くいってるらしいよー?」

タコさんウィンナーを はむっ と食べ
私は司に言った。

ふーん と司は箸をくわえたまま興味なさそうに答えた。

「って緋李、何でそんなに詳しいんだよ?」

「メールしてるからさ。」

司は なぜか固まった。
メールしちゃダメなのか・・・?

「いや、ダメっつう訳じゃねぇんだけど・・・・」

「司、心の声読めるの!!?」

私は衝撃を受けた。
当たり前だよね
こんなの誰でもビックリするよね?

「いやぁ、思ってそうだなって。」

司は そう笑顔で答えた。
ホント何でもバレちゃうね。
司の事 私は全然知らないのに
私の事は知ってくれてる。


司?
いつもありがとう。