ーーーギュッ…
もう…っ
どきどきがとまんないよ…
心臓が破裂しそうだよぉぉっ!!
「じゃあまたね♪」
ーニコッ
メアド…聞いちゃダメかな。
「あ…!あの!!!」
「ん?」
中津先輩が振り向き、その瞳と目が合った瞬間。
ーーーどきっ…
…落ち着け落ち着け
中津先輩といつでも繋がれるようになるんだから!!!
「良かったら…メアド教えてくれませんか?」
ーー言っちゃったよ…!
恥ずかしすぎて顔が上げられない。
「いいよ。」
ーードキッ
また…そんな優しい笑顔で…反則だよ
「ーーはい♪赤外線送信するね」
「ーーー…ありがとうございます!!!」
中津先輩のメールアドレス…
…やったぁあああああ!!!
笑顔を隠す事なんて出来ず顔が緩んでいくのが分かる。
恥ずかしいなぁっ…