~トイレにて~

「愛樹、今日すっぴんでしょ?」


「..今日、寝坊しちゃって♥」



「リップかしたげる!」


「え? なんで?!」

りながこんな事いうの始めてだ!!


「今日、圭君と会うんだよ?可愛くしなきゃね!このリップ昨日買ったんだけど、私似合わないんだ~。」


そう言って、りなは私の唇にピンクのリップをぬってくれた。


「ほら!やっぱ愛樹似合うね~!これあげるよ☆彡」


「ぇ? いいの?!」

「もちろん!」


「ありがとー!大事に使うね☆彡」

あんまリップなんか塗った事ないから、嬉しいな~