俺には美幸という婚約者がいた。

二人は幼稚園からのおさななじみで、 

俺は、笑顔が特徴的な周りを気遣える 

優しい天使のような彼女を心から愛していた。  

本当に心の底から。



「最近、ストーカーにつけられているの。」

そう言ったのは結婚式を控えた1週間前。 

それに対し俺は  

「気のせいだよ。考えすぎだ。 
 さぁ、今日はそんなこと忘れて飲もう。最上級のレストランを予約してるんだ。」 

と言った。 

彼女を元気づけるためにいったのだが、余計落ち込んだ顔をしてしまった。

  



ーーーその時!