っ……笑えた!!!!!!
笑えたっっっ!!!!!!!!!!!!

私………表情が戻ってる!!!
早川くんの隣の部屋。
つまり、私の部屋(?)にいる。

鏡にむかって笑ってみた。
にこぉ~

笑えてる♪♪♪♪♪♪
やった~~~~~~~…………
って…やっぱり…早川くんの…おかげだな……

そう思ってると……

ガチャッ

「へ??」

………そこにいたのは早川くん。

「………さっきは…そのっ……わるかった。」
「え???」

「ごめんっ……その…な」
照れくさそうに言う早川くん。

「お……まえが可愛かったからいけねぇんだよ…バーーーカッ」
と、照れながら私の頭をくしゃくしゃっ と撫でた。

「ううん…いいのっ…私、びっくりしちゃって………」
と笑顔を見せた。

「どぉ? 私ねっ…笑えるようになったの! 
1日で……♪♪ 早川くんの…おかげですっ」
また笑みをこぼした。
早川くんの顔は真っ赤…
んーと?????

「早川くんっ?」

「あ…別になんでもねぇから…
笑えるよーになってよかったわ」
と赤面で言った。