「おい。」

「へっ……なに?」
上野が頭をあげながら髪の毛が長いので耳に
かけながらこっちに向いた。

っ………////////
やっぱ、かわいいな。こいつ。

「早川くん…?」
不思議そうに俺の顔をのぞいてくる上野。
「俺の部屋…行くぞ」
いや、何言ってんだよ。俺っ………

「あ、はいっ」
そう言うと兄貴にぺこっとおじぎをして
ついてきた上野。