■支配下
裏庭の倉庫…
ここは普段、鍵がかけられ体育教師の監視下に置かれる場所
しかし俺の手によって今日、鍵の壊された室内には奈穂の声だけが響く
『入ッ…て…? もぅッ…』
奈穂は涙を零しながら哀願する
『奈穂…悪い…』
俺はそれだけ呟くと奈穂の体を抱えるように自身を捩込んだ
自分は薬なんて飲んでいないはずなのに…
痛いくらい奈穂が欲しい
満足させてやる、なんて言い訳に過ぎない
ただ俺が奈穂を欲しいだけ
『ッ…』
爪が腕に食い込んで傷が出来ても、構わず奈穂を抱いた
広がる鉄の匂い
赤の液体は腕を伝い、床に溜まる
『あッ…』
俺はそれに手を滑らせ、奈穂の上に落ちてしまった
正気に戻り、腕を見ると軽い怪我どころではない
『奈穂… 上においで?』
上に行く事を諦め、逆に奈穂を上に乗せる
『上なんて…ッ わかんない…』
奈穂は戸惑い顔を赤く染めた
『俺も下になった事ないから… 奈穂の好きなようにしてくれる?』
俺の言葉に小さく頷くと奈穂はゆっくりと上下に動いた
『…すごい気持ちー…』
行き場のない奈穂の手を自分の胸元に導く
どちらかと言えばS
強い女は可愛くない
だから女に乗られるなんて本当は大嫌い
支配されてるみたいで…
負けるみたいで…
だから誰も乗せた事なかった
『奈穂なら…いいよ…?』
奈穂になら支配されたっていい
『奈穂が…イかせて…?』
負けたっていい
プライドなんて、もう要らない…
裏庭の倉庫…
ここは普段、鍵がかけられ体育教師の監視下に置かれる場所
しかし俺の手によって今日、鍵の壊された室内には奈穂の声だけが響く
『入ッ…て…? もぅッ…』
奈穂は涙を零しながら哀願する
『奈穂…悪い…』
俺はそれだけ呟くと奈穂の体を抱えるように自身を捩込んだ
自分は薬なんて飲んでいないはずなのに…
痛いくらい奈穂が欲しい
満足させてやる、なんて言い訳に過ぎない
ただ俺が奈穂を欲しいだけ
『ッ…』
爪が腕に食い込んで傷が出来ても、構わず奈穂を抱いた
広がる鉄の匂い
赤の液体は腕を伝い、床に溜まる
『あッ…』
俺はそれに手を滑らせ、奈穂の上に落ちてしまった
正気に戻り、腕を見ると軽い怪我どころではない
『奈穂… 上においで?』
上に行く事を諦め、逆に奈穂を上に乗せる
『上なんて…ッ わかんない…』
奈穂は戸惑い顔を赤く染めた
『俺も下になった事ないから… 奈穂の好きなようにしてくれる?』
俺の言葉に小さく頷くと奈穂はゆっくりと上下に動いた
『…すごい気持ちー…』
行き場のない奈穂の手を自分の胸元に導く
どちらかと言えばS
強い女は可愛くない
だから女に乗られるなんて本当は大嫌い
支配されてるみたいで…
負けるみたいで…
だから誰も乗せた事なかった
『奈穂なら…いいよ…?』
奈穂になら支配されたっていい
『奈穂が…イかせて…?』
負けたっていい
プライドなんて、もう要らない…