それ以上永田亮輔は
追いかけては来なかった。


当たり前っていったら
当たり前だ。


今日あったばっかの相手をそこまで気にする奴はなかなかいない。







「ここでいいかな」


私の目線の先には
予想通りホテルがそびえ立っている。


まぁお互いの目的はそこにしか無いのだから当たり前の光景だ。