ガラガラッ

志「りの遅ーい。どこいってたの?」


教室に入ったとたん志歩が心配そうに近づいてきた。

り「ごめん。圭吾と話してた!」


志「あいかわらず仲いいわね☆」


席につくと後ろから鼻で笑われた。


後ろに座っているあいつを睨むとデコピンされた


り「‥っ痛い」


おでこをさすっていると制服のポケットが震えた。


あわてて携帯をひらくと知らないメアドからメールが来ていた。


拓「だれに向かってならんでんだよ」


一瞬にしてだれだかが分かった。


後ろの席のあいつだ…工藤拓磨。