私はそんなことを思いながら

コンサートで投げてもらったサインボールを

じっと見つめていた


「どうしたの?」

「何でもない帰ろう」

「・・・うん」



これは芸能人に本気で恋した1人の女の子

堀川夏海の

想像を絶する物語である