読み終わった頃には涙が止め処なく流れていた


今いる場所が 学校 だと言うことも忘れて


ひたすら泣いていた。


声をかける人は独りも居なかった。


この時気づいたこと、綾斗の冷たい言葉は

優しい嘘 だったんだね…


でも、でもね？綾斗…


そんなんじゃ幸せなんかなれんよ？

ただつらいだけ。苦しいだけ。

忘れられなくなるだけだよ？

嫌いになりたくても嫌いになれない…。



もぅ




優しい嘘は ｲ ﾗ ﾅ ｲ ...




その手紙を最後に私たちは２度目の別れをした。









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