カアアアア

はっ恥ずかしい…

よりによって、みんなの前で転ぶなんて…

「おいおい、気をつけろよな」

と、言いながらも先生も若干笑っている


この野郎。


「りんっ、血出てるから足洗ってきたら?」

「あ、うん、じゃあ先生、行ってきます」

「おう」




ジャーーー

「はあ」

恥ずかしいし

なんか疲れたなあ

ジワッ

「いてっ、しみる」

最悪だあ


「よお」

「?!」

…須藤君だ

あの須藤だ

「さっき大丈夫?」

「えっ、ああ、うん」

ん…、待てよ、

大丈夫?って事は、見られてたって事か?

うわあああ、恥ずかしい…

「って全然血止まってないし」

「え…」

そう言われて膝を見てみると、大量の血がダラダラ出ていた

「本当だっ、きっと血の量が多いんだよっハハハ」

「いや、そんな事ないだろ」

バチッ

プッ

「「アハハハ」」