あぁ、痛いな。
私、死ぬのかな?
まだまだ、やりたいことあるのにな。
まだあの人に会えてないのにな…
会いたいよ。
心の中で、そうかんがえた。
そして、目を閉じた。
目を閉じると、
貴方が居た。
『………きろ』
貴方がなにか言っている。
でも私には聞こえない。
「何?聞こえないよ?」
『……生きろ!』
「もう無理だよ。足が動かない。」
『大丈夫だよ。お前なら大丈夫だ。』
「無理だよ。助けて。」
『お前は、俺がいなくても大丈夫だよ。しっかり生きろ!』
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…