～イタリアと五角セクタァの演劇がある日の朝～


プシュ～ゥッ
｢お疲れ様です戸隠社長！｣
｢うむ・・・｣
バァン
革新社社長戸隠餅犯（79）
｢我が社の幹部までもが全滅とは、藤林ジャパンは取るに足らぬ化神使いの集まりと侮っておったが、そんな連中からここまで痛手を負わされるとは予想外じゃった！幹部共の不始末はワシがつけるしかあるまいて。そして藤林ジャパンの化神使い共を片付ける手も打ってあるわ！我が崇高なる野望実現まであとわずか、さぁ車を出せぃ！！｣
バンッ
バルルゥ～ッ





あ～、明後日で世界大会終りかぁ～。まだメキシコにいたいな。
｢ねぇ弥宵に雷夏、メキシコもう少しいたくね？｣
｢ん？杏香、大会後はメキシコ観光するってことで滞在日数長くしてね？｣
｢え？そうだっけ。｣
そうだっけかな？・・・あ、ホンとだ。
｢じゃあさ、大会終ったらみんなで滞在期間ギリギリまで観光旅行に切り替えよっか？｣
｢おっ、ナ～イス！ヴェリィナイスよ杏香ちゃん♪｣
ビスッ
｢アダァーッ！目潰しとは何すんねん！？ジョセフのマネしただけやないかい！｣
｢ん～むむ、今のは虎丸に問題にあんじゃね？｣
｢なっ、なんやとぉ～っ！なんだってオレに問題があるってんだ！？｣
｢決まってんでしょ！？私の許可なく私を杏香ちゃんってゆったからにきまってるじゃん！｣
｢そ、そうか・・・。｣
ったく、虎丸にも困ったもんだよね(笑)いきなし杏香ちゃんだとかないでしょ！
｢あ、そりやぁそうと城戸ぉ、メキシコ観光でよぉ、現地メキシコ人しか知らない遺跡に羽乳先生と行こうと思うんだが一緒行くか？｣
｢何で私？｣
｢意味はないがな！｣
ほお～う、そーゆー訳か(笑)まっさか弥宵気付いてないんじゃあなかろうな？虎丸の好意とやらを
｢あ、劇場の前に行きたいとこがあるんだった！｣
｢？どこなん雷夏｣
｢本屋！せっかく外国来たんだから翻訳版アリアとかシャナ買い行こうかなって｣