ガラガラ−−


パソコンをしている音が
響いていてコーヒーの匂いが
漂うごく普通の職員室だった。


『あの…白守(しらかみ)先生いますか?』

白守先生は俺の担任
になるひと…らしい

三十代で優しそうな清潔感のある女性だ。


『あぁ!田品くん!!遅かったじゃない!さぁ、客間で話ましょう。』