ほのかは私の宿題を写す気満々なんだろう。たまには自分でやらないと…と何度も説得したが結局いつも私の方が折れてしまっていた。

でももう高校3年。
進路のためにもほのかには自分でやってもらわないと!

『今からほのかの家に行っていい??』

おそらく宿題をしようと言ったら逃げるであろうほのかに私はそう返信した。

『いいよ!来て来て〜♪』

なにも知らず遊ぶのだと思っているほのかに少し罪悪感を覚えながらも、私はほのかの家へ行く準備を始めた。