「それで、ね。また…勝負してくれる?一対一、しよ」 「気が向いたらな」 悠大はそう言って、またあたしの頭をガシガシ撫でる。 つか、最早撫でてないよね。 でも、こんな悠大にドキドキしてる。 こんな悠大を見れるのは、あたしだけが良い。 あぁ、そっか。 あたし―――――…… ……―――――悠大が好きなんだ。