あたし達が幸せでいっぱい
だったのに萌の
一言でかき消された

「あと一時間半後には
謝恩会があるのでみんなきてねぇ」

あたしは謝恩会があることなんて
頭の中になかった

れいら達も忘れてたと思う
だって凄く驚いてる顔している。

「愛好ぅ謝恩会行く準備しなきゃじゃん!」
「行きたくないけど行くしかないか!」

文句をいいながら家に帰って
4人は10分後にあたしの
家の前集合になった。

何かとイベントがあると
いつもあたしの家の前集合なので
言わなくても4人とも集合してた。

「はー謝恩会の場所までこっから
30分以上かかるしめんどくさー」

みんなは同じ事を思ってたのか
ただ黙ってうなずいていた。

あたし達は謝恩会が嫌なので
のんびり歩いて行った。

あたし達が会場についたら
とっくに謝恩会は始まっていた。

入っていくと『はぁ?』っと
いう声が聞こえてきたけど
あたし達は無視して席についた。

あたし達の席は真ん中の席で
4人とも同じテーブルだった。