あの蓮夜からの連絡から早くも1ヶ月たとうとしている。


まだ吉澤小百合に動きは見えない。




朝と夕方の送り迎えは俺と蓮夜が交代でやっているから問題はない。



だが、学校となれば少し違う。





俺も、ましてや蓮夜も居ない。





「問題なく終わればいいが・・・」








資料に目を通しながら窓の外に見える白百合に目を向けた。