資料と一緒にクリップで挟まれていた小百合という女の顔を見る。
まあ、誣いて言うなら綺麗系だな。
数枚に渡り記された情報を見ると、面白い事実も発覚。
「椎名兄弟…二股されてたのか…。おもしれぇな…」
「あ、ほんとだ。だっせ…まじ、おもろっ!」
椎名兄弟のバカさに口許が弧を描いて笑みが零れた。
隣りに居た守李も資料を見て、毒を吐くと爆笑している。
椎名の野郎…ここまで無能だと、バカ過ぎて乾いた笑みしか浮かばない。
椎名司、本人に直接掛け合うのが手っ取り早そうだな。
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