3秒以内に出た臣に一通り説明し情報を集めるように言いつけた。


「おん、分かった。

椎名兄弟使ったりうちの傘下のもんに調べさせとくわ。」



「頼んだぞ、できるだけ早く、な」


「わかってるって、どんだけお前と付き合ってると思ってんねん。」


ははんっと今にも言い出しそうな声を聞いて俺は噴出しそうになるのをこらえた。


「クッ・・・んっ・・・そうだなっ・・・」




「自分、笑いたいなら笑えや!!」



「悪いっ・・・ははっ、ほんとお前って面白い奴。」



そう告げると臣は満更でもないような声で笑った。



「せやろ?俺は笑える奴やねんって何言わすんじゃ!」


そう一人で突っ込みだした臣を放置し


たった今送られてきた白百合とかいう女のリストを見つめた。