「あ…千葉??隣」

番号の席にたどり着いたと思ったら隣から声がした。
「え…??」

あたしわ声がした方に顔をあげる。

「あ.木下くん!…隣??」

「うん.隣。よろしく」

「うん!よろしくね♪」

木下拓馬キノシタタクマ
バスケ部で結構かっこいい方←
あんまり仲良くないあたしがいうのわ失礼W
いつもクラスの中心で友達多いんだよね…
隣の席になったんだもん!
仲よくなりたいな★

「あっれー拓馬ぢゃん」

あたしの前の席にいた美奈が目を輝かせて木下くんを見た。

「ん??二人仲良しさん??」

あたしわキラキラ目を輝かせてる美奈と少し驚いた顔の木下くんの顔を見合わせた。

「同中同クラだったの∀ねっ??」

「おぅ!でも高校入ってから全然話さなくなっちまったしな」

美奈が話しを振ると
木下くんわ苦笑いしながら自分の席に座った。

「なーんだなんだ.あたしも南中行けばよかった・ω・`ここ南中出身多いぢゃん」

「そだね…東中出身少ないもんね…」

そう…あたしと美奈わ家が近いけど中学わ別々だった。ちょうど家が地区別の境目だったのだ。

「ぢゃあ今日のHRわこれで終わり。チャイム鳴るまで教室出るなよ∑」

担任わそう言い残して教室を出ていった。