しばらくして、ゆうちゃんはあたしの腕をひっぱり、歩かせる。



「ゆうちゃん?!」



「俺んち行くぞ。ここじゃ、誰かに見られる」



 あ、そっか。



 ここは路地。



 見られたら…。



 まずいよね。