あたしは、頷いた。



 遊園地のアトラクションへ戻った。



 つまり、当初の問題へ戻ったこと。



 あー…、観覧車でキス…。



「ん?」



 こんなこと想うあたしも変だけど、やっぱわかってほしいよ――…。



 ―――くいっ



 ゆうちゃんが、あたしの腕を引っ張った。