「ない、特にあんたにはない!!」



 …頭をげんこつされて、うなだれるゆうちゃん。



 でも、幸せな家庭だよね…。



 私は明日の夜に帰らなきゃいけないんだよね…。



「さ、千夏ちゃん。食べてね」



「はい…!」



 おばさんのおいしそうなご飯…。



 いや、おいしかったよ。