それにしてもびびった…。



「2人共!夕飯だよ!早くしないとなくなるよ!」



 超ビックな声で、叫ぶ佳苗ちゃん。



 ゆうちゃんは、呆れながら部屋を出た。



「ったく…姉貴にはデリカシーっつーものはねぇのかよ」



 ちょっとデリカシーというか、脅かされた…。



 幽霊かなって思っちゃうくらい。