あたしは、それを受け取り、中身を見た。



 箱物のお菓子だった。



 お土産…?



 もっと気の利いたもの、くれないかなぁ。



「ん、わかった」



 あたしはそれを、机の横に引っ掛けておいた。



 ゆうちゃんとは年子の幼なじみ。