あたしのこと、一番に考えてくれて、泣いてる時は頭をなでてくれて…。



「大好きだよ、ゆうちゃん」



「うん」



 ずっと大好き――…。



 あたしは、膝に乗りながら、そっとゆうちゃんにキスした。



 …このまま時が止まればいいのに…。



 そう思ってた。