確かに、今も心は傷ついて抉られてる。



 でも、しっかり歩かなきゃ、心配かけたみんなに申し訳なくて。



「大丈夫よ。あたし、だいぶ芯が強くなったし」



「そう?ま、よかった」



 メニューを見てる美里。



 何飲むのかな。



 ま、あたしは作れないけど。