あたしは、急いで着替えをする。



 階段を上がる音が響いてる。



 部屋の前で、足音は止まった。



「入んないでよ!!ゆうちゃん」



「入ってねえし」



 あたしは、すぐに部屋を出て、ゆうちゃんと家を出発。



 ゆうちゃんはため息つきながら、頭を撫でた。



「月曜恒例の寝坊かよ。ま、お前らしいけど~」



「だ、か、ら!そういう扱いしないでってば!」