佳苗ちゃんは静かに、ゲームしていたみたい。



 オトゲーっつーの?



 いきなり入って悪かったな。



「ど…どうしたの…。そんな焦って…」



「佳苗ちゃん…。教えて?」



「何を」



「…引越しのこと」