野良猫は残りの子猫達に指示をした。


子猫達は走り出し、強そうな奴には、なるべく距離を取るようにして闘いだした。



「僕も行ってくる」

「わかった。俺も魔風の頭を倒す」

「気をつけてね、野良猫」

「あぁ。お前も無理はするなよ、野良」

「うん。お前達も、来い」

「「「はい!!」」」



僕は3人の子猫を連れ、走り出した。


邪魔な敵を避ける為に僕らは高く飛ぶ。



全国No.8は以外に強い


だけどそれは武器があるから。


僕ら黒猫は武器を使わない。

武器が無くたって勝てる。


勝てるだけの力を、一人一人が持っているから。



「っ!!糞猫共!!!!!」

「うざい。負け犬」


僕はナイフを蹴り払い、顔面を殴り飛ばした


‥うん、快感



野良猫は魔風の総長を潰している


圧倒的に野良猫が強い



だけど‥そんな野良猫にナイフを向けて走っている魔風の手下を僕は見つけた…


僕は全力で走る


そして‥叫んだ………






「野良猫っ!!!!!!!!!!」