「……っ‥」

「浬音!!!!!!!」




ダメだ‥


意識が飛ぶ…っ




お願い…


もう一度だけっ


僕に言葉を…





「…お‥んっ‥」

「なんだ!!!??」



玖音は僕の口まで、自分の耳を近づけた。



「くっお……てっ‥」





僕は必死に言葉を発した。



玖音は必死に聞き取ろうとしている。




もう少しだけっ…


あと…もう少しだけ