ここには‥玖音が来ないといけなかった。 だけど、玖音を死なせるわけにはいかない‥。 これは父さんが、僕らが生まれたときから決めていたシナリオ…。 八幡組との闘いも父さんが仕組んだこと。 ここで玖音と偽った僕が死ねば‥ 玖音は死なずにすむ。 「俺は、龍雅 玖音。アンタらを倒す」 僕は八幡組のトップに言い放った。