梨紗は帰りに一磨の家に寄った


一:「ゴメン、諸事情あって散らかってる;;」


梨:「そうでもないよ?」


一:「ありがと。
どうかしたの?」


梨:「あのね、そのぉ~、ね?」


一:「どした?言ってみな?」


梨紗はさっき買ったコアラを渡した


一:「ありがと。大魔王みたいなコアラだな(苦笑)…Σ!!
そういうことね。」


一磨は自分のケータイにコアラをつけた


梨紗はニコッと笑って自分のケータイを見せた


一:「あ、お揃いだ。
眠そうなコアラだな(笑)梨紗みたい。」


梨:「萌にうちの選んでもらったの♪♪」


一:「コアラ可愛いよな、血ついてるけど(笑)」


梨:「ケータイにつけてくれてありがと♪♪
じゃあうち帰るね。」


一:「送る。」


梨紗は一磨に送ってもらい自宅に着いた

梨:「ありがと。
また明日♪♪」


梨紗は触れるだけのキスをしてから家に入っていった


一:「(……だからなんで不意討ちなんだよ(苦笑))」


一磨が家へ帰ろうと向きを変えたら、建物の陰に葛木がいるのに気づき、傍まで寄った


一:「………。」


葛:「キスすんなら室内でしろ。」


一:「俺に言うな、けどすみませんでした。」


葛:「俺じゃなくて武山さんだったら一磨殺されてっぞ?(笑)
じゃあな。」


一:「おう。」