一:「ケーキ食べるのに持ってこねぇから。」


高:「だな。探して見つけたら捨てるから、じゃ。」


高山は部屋を出ていった


一:「あれって自然落下待ち?」


梨:「うん。」


一磨は梨紗の横に座った


そしてまたドアの開く音がし、ゆっきーが入ってきた


ゆ:「失礼します。蜘蛛知りませんか?」


ゆっきーが近づいた瞬間、蜘蛛がテーブルに落ちた


一:「………。」


梨:「………。」


ゆ:「………。」


一:「……落ちたな、このタイミングで。」


ゆ:「天井で遊ばないで下さい。」


梨:「……ゆっきー、これ捨てちゃうの?」


ゆ:「一磨、どうしますか?」


一:「捨てるな。」


ゆ:「私はここに来なかったことで。
高山さんに見つかったら終わりですからね?テーブルの下にくっつければ良いかと。
すみません、失礼しました。」


ゆっきーは部屋を出ていった


梨:「ゆっきー(大笑)」


一:「テーブルの下いいかもな(笑)
梨紗軽く脅しただろ?(笑)」


梨:「うん。だってこれプニプニしててキモ可愛いんだもん♪♪」