一磨が握った梨紗の手に少し力が入った


一:「梨紗?」


一磨が呼んだら、梨紗がゆっくりと目を覚ました


一:「梨紗…。」


梨:「一磨…。
ごめんなさい。」


一磨はキツく梨紗を抱き締めた

一:「俺の方こそ、ごめん。」


梨:「一磨、離れてっちゃヤダ。」


一:「離れない、見捨てない。梨紗は1人じゃない。」


梨紗は甘えるように一磨の胸に顔を埋めた


一磨が時計を見たら19時30分を指していた

一:「梨紗、先に夜ご飯食べな?」


梨:「うん。」


一磨と梨紗が高山のとこに行った


裕:「あ、起きた?」


一:「はい。」


梨:「………(誰?)」


高:「梨紗ちゃんおはよ。ご飯すぐ用意するね♪♪」


高山は部屋を出ていった


梨:「初めまして若名 梨紗です。」


裕:「初めまして、高山 裕奈です。
体調、大丈夫?」


梨:「はい。(…高山?)」


一:「皐月のお姉さん。」


梨:「名字同じなのと似てたからあれ?って思ってたの♪♪」