ここで攻撃したら卑怯かな? こういう喧嘩は初めてだから勝手がわからない 「!!」 拳が飛んできて驚いて天城を見ると、さっきの苦しそうな表情はなくなっていた 「考え事とは随分余裕だな」 「ふっ…遠慮はいらないかんじ?」 問いに答えるかのように足を払ってきた バランスを崩しかけた体より先に手をついて後ろに飛び退く 「じゃ、遠慮なく…♪」