一瞬眉をしかめた天城 当たり前だよね、自分の仲間を疑うような発言をされて不快に思わないわけがない 「わかった、約束する」 「それじゃあ早く始めよう」 皐月や隼斗をあまり長く付き合わせるのは悪い それに早く天城と戦ってみたい 純粋に喧嘩を楽しみたい ―――バサッ ジャージを脱いでそのへんに投げ捨てる 天城の向こうで幹部達がザワつく 私の後ろではスイッチ入ったね、と皐月の声が聞こえた