疲れた。抵抗するの疲れた



「お、やっと大人しくなった」


「……」




いい子いい子、と頭を撫でられながらふと気付いた



いつの間に大量の目玉は消えたんだ…?



教室には私と陽鬼の3人だけ





傍から見たらリンチされてるみたいじゃね?

こいつら暴走族だし


誰か助け呼べないかなー…




そう思って廊下の方に目をやる




「!!」



すると、ナイスタイミングであいつが現われてくれた





「隼斗!!」