ヘアピンを取りながらドアを開けると、そこにはやっぱり隼斗の姿。



「悪いな、明日また迎え来るから…」


「から?」



変な所で言葉が止まって、不思議に思い隼斗を見上げると、首の辺りを見て固まってる

無論、私の首ね。




「おーい?隼斗ー?」



微動だにしないもんだから、顔の前で手を振ってみた



「っ…お前!!」


「はっ!?えっ何!?」




ら、キレられた



私の腕をグイグイ引っ張って部屋の中に入ってく隼斗



ここ、私の部屋なのに!!