「…依、希依!!」 「ぅあっ!?」 いけないいけない 柄にもなく考え込んじゃったよ 「私、帰るから。また何かあったら連絡してね?」 「あぁ、うん、ありがと」 「隼斗もバイバーイ」 「おぅ、またな皐月」 背中向けながら手を振る、なんとも男らしい去り方をする皐月を見送って。 私達も寮に帰ることにした